2025.09.05
『食と腸をめぐる18の章』を刊行しました
消化管を専門にしてこられた解剖学者の岩永敏彦先生と、乳製品を中心に企業の研究所で研究開発を担ってきた消化生理学者の矢島髙二先生による新刊本ができ上りました。
お二人が定年退職後に、永年にわたる研究を振り返り、そのエッセンスをまとめた本となっています。食欲を満たす口腔と消化管のなりたち、消化管固有の内分泌・神経・免疫系、栄養源としての母乳とヨーグルトの特徴、微生物と消化管の共存関係などが盛り込まれています。お二人の共通項のひとつは、短鎖脂肪酸です。
普段はあまり意識することのない食と腸にまつわる知見を、新書本で読みやすく紹介しています。