2025.03.03
『その花可憐に色青し 北海道亜麻物語』を刊行しました
北海道江別市在住の郷土史家 齊藤俊彦氏による新刊本ができました。
亜麻に興味をそそられた齊藤氏は、「北海道亜麻まつり in 当別」で出会った亜麻公社の橋本眞一会長や亜麻生産農家の方たちと会話をする中で、生来の探究心に火がつきました。
第1章「亜麻ってなに?」からはじまり、第2章「亜麻栽培と製麻産業の歴史」では北海道での亜麻栽培、製麻工場などの歴史を掲載しています。第3章「道内にある麻のつく地名」では、江別市大麻、札幌市北区麻生町などを紹介しています。第4章「文学に表れた亜麻」では有島武郎、久保栄、中城ふみ子を取り上げてます。最終章の第5章では「現代のあまびと」と称し、亜麻ルネサンスプロジェクトや道内で亜麻に関わる方々を丹念に取材した内容を収録しています。亜麻に関する様々なことが網羅された1冊となっています。